彼とは違う高校へ行った。
一応、二人とも進学校。
彼の通う高校の方がランクは上
・・・ってことになっている。

違う高校になっても
たまに連絡しあっていた。
遊んだことも、しばしば。
視線のことは、気になっていた
・・・が、それを聞く勇気はない。
だから
普通に過ごしていた。

ある時、彼は留学すると言ってきた。
期間は、一年間。
別に会えなくなるのが
寂しいなんて思うわけがない。
勝手に行け!
・・・ぐらいに思う。
頑張ってとは、思うが・・・

そして・・・
ついに、その一言が発せられた。


彼  :  話したいコトがあるんだけど
むう :  ・・・・・・
彼  :  時間とれる?
むう :  ・・・う〜ん、分からないかも。

・・・逃げた、逃げた。
その内容を聞くのが怖かった。


今、彼は大学4年。
2度目の留学を終え、就活をやっている。
もう、久しく会っていない。
必ず、会う日が訪れる
・・・だろう。
先日、彼から連絡があり
昔のことを思い出した「むう」でした。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く

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